室内と屋外をつないでいる「窓」は、ただ単に光を室内に取り入れて風通しを良くする換気の機能を有するだけではなく、実は断熱性・防音性・防犯性などの機能と大きく関わってくるのです。これらの性質があるかないかによって住宅の機能性と快適性が大きく変わってきます。つまり、リフォームすることによって様々な問題を解決出来るのです。では、リフォームを行うことによって、どのような問題が解決するのでしょうか。
まず、結露・断熱・日射といった省エネ関係が挙げられます。窓は住宅の中で最も熱の出入りが激しい部分になるので、その断熱性を高めることで外気との気温差から発生する結露を防止することが出来、断熱による光熱費削減、日射を遮ることで室内の温度上昇を防止可能になります。次に、二重窓や複層ガラス等にリフォームすることによって騒音の解消や住居から漏れ出す音を軽減することが可能です。更に、空き巣の侵入手段の大半がガラス破り等で占められる中、破られにくい防犯ガラス等にすることで空き巣対策に効果があります。
基本的な工事内容としては、既存の物をサッシごと取り除き、新しい物に交換する方法や、現在の物をそのままにして、内側にもう一つ新しい物を新設する方法、ガラスの交換などがあります。費用は、ガラスの交換が最も安く8万から15万程度、新しい物に交換する場合や内窓を設置する場合は15万から30万程度かかります。以上のように窓をリフォームすることで、快適な住居環境が得られるのでどの工事が自分が求めているものなのかをよく検証してみるといいでしょう。
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